親であれば子供には幸せになってほしいと願いますよね。
大人になると人格を変えるのには大変な労力が伴います。
その人格に最も影響を与えるのが養育者、多くの場合は「親」になります。
勉強してもらいたい気持ちは当然ですが、
養育者のすべきことは、
見守り、存在に感謝し、今に集中し最前を尽くすこと。
子供が勉強しなかった結果を引き寄せるのは子供であり、
子供の課題なのです。
「勉強しなさい」と言うのではなく、
本人の意志で勉強したくなった時には
「いつでもサポートするよ」という姿勢を見せること。
子供が何を考えているか、どうしたいのかを知ったうえで、
こちらの欲求を押し付けず、子供をコントロールしようとせず、見守ることが大切です。
そして、できないことがあっても、
子供の存在そのものに対する感謝を伝えます。
言葉にしてちゃんと、何度も、伝えていくんです。
子供の承認欲求を満たしてあげて下さい。
「勉強しないと褒められない」
「勉強しないと怒られる」
「いい点取ったら褒められる」
「勉強したらご褒美がもらえる」だから勉強する。
このように条件付きで愛された子供は、
自分の
存在そのものが愛されるに値すると感じにくくなります。
要するに、
「頑張らなければ、愛されない」
「いい子でないと、見捨てられる」と、
自分の存在そのものに価値を見出すことができなくなります。そして、人が見ているところでは常識的な言動ができても、
誰もいなければ、いい加減な行動をするようになったりします。
ゴミが落ちてても、人がいれば拾うし、一人なら見て見ぬふりをする・・。
など、
人から認められることを目的に行動するようになります。
子供が求めているものやどうしたいのかを知ろうとすること、
そして、見守り、存在そのものに感謝していることを伝え続けること、
子供の選択によって起きる結果と子供を向き合わせること、
が子供と関わる者としてできることではないでしょうか?
もちろん叱るときがあってもいいんです。
でも、その前提に子供のの主体性と愛があるかということが大切なんです。
また、いい学校に入って、いい大学に行けば、いい会社に入れば一生安泰・・。
などと明るい未来を創造させるのではなく、
今をいかに充実させるかが大切です。
置かれた場所で懸命に咲くこと。今を充実させ懸命に生きることが、子供にとって、
未来をいかようにでも創造する力、
生きる力、夢を持つ力を身に付けることに繋がるのですから。
今の課題を明確にし、
子供自ら取り組むことが大切なのです。
私は、条件付きで愛されてきた子供です。もちろん、両親にはそんなつもりはありません。
私も
「頭」ではわかっています。
「勉強できるんだから、勉強してみなさい」と言われ、少しやってみたらできました(笑)
そしたらそのことをすごく褒められました。
私は認めてもらえた気がしました。勉強さえできれば、欲しい物も買ってもらえるし、褒めてもらえるし、認めてもらえる気がしました。
だから、どんなに遊んでも、単位を落とすことはしないように心がけ、
「やることはやっているんだから、あとは好きにしていいんだ」と思っていました。
「勉強さえしていれば、後は何をしても許してもらえる」と
誤認していました。
やりたかったクラシックバレエやピアノは諦めました。
お金がなかったのもありますが、
高校を卒業さえすれば、あとは好きにできるからと言い聞かせていました。
それは
大人になってから、私の恋愛、人間関係に大きく影響を及ぼすことになりました。
やはり、子供にとって親は絶大な影響力があります。
充分に愛してくれた両親ですが、良かれと思ってしてくれたことが、
私にとっては、大人になってからの
「不都合」を生み出す
「トラウマ」となったのです。
今現在もそのトラウマと戦闘中です。あらゆる場面で、条件付きの愛に悩まされています。
そして、本当に自分が求めているものがわからなくなります。
周りからの「承認」が基準になりやすいからです。
誤解しないでいただきたいのですが、私は両親ととても仲がいいです。
このような話も両親と何度も繰り返してきました。
その中で私は私の【誤認】に気づくことができました。
どんな私でも愛されてるんだ、愛されていいんだと・・。
でも、気づいたからと言って、変われるものではないんです。わかってはいても、変われない私がいます。
それは、
分かっているのは【顕在意識】トラウマがあるのは【潜在意識】だからです。
だから私はせっせと潜在意識を書き換えています^^
マインドブロックバスターのブロック解除は本当に簡単で助かっています。
もし、子供が勉強しない、なんとか勉強してほしいと思っているのであれば、
子供が勉強しないと思っているご両親の心のブロックを解除することをお勧めします。
そのブロック解除によって、どんな結果(引き寄せ)がもたらされるかはわかりません。
ただ、わかるのは、
子供にとってもご両親にとっても【いい結果】がもたらされるということです。