愛着障害とは
愛着障害は、3歳くらいまでに、虐待や放置を受け、愛情を注いでもらずに、
保護者の愛情不足が原因で発症する後天的な障害で、本人は全く無自覚です。
泣いてもわめいても、自分の気持ちを受け止めてもらえず、満たされることなかったため、
誰に対しても愛情を感じられなくなるとともに、埋めることのできない愛情を求めます。
【症状】
・知らない人に異常なほど馴れ馴れしくする。
・相手に過剰に執着したり、依存する。
・人との親密な人間関係が結べない。
・恋人にうまく甘えられない。
このように、愛着障害の人は、愛情表現が苦手になります。
本人はとても辛く、大人になっても不安を抱え、自分の感情を表現できず、孤独感や人間関係に悩まされます。
大変な不安を抱えているために、平気で嘘をついたり、他人を傷つける発言をしたりすることもあります。
そして、人とのコミュニケーションがうまく取れず、いつも不安を感じてしまいます。
でも、もう一つの側面もあります。
愛着障害の場合、物やお金に執着する傾向があり、愛情に興味が持てない分、仕事で成功する人が多いんです。
また、自分の内面を見つめ、深く掘り下げる思索タイプが多いとも言われています。
有名人も多いんです。
この愛着障害の改善のためには、愛情を注いでもらこと。
自分が安心して安全でいられる信頼できる存在ができれば、徐々に愛着不全は改善されていきます。
この愛着障害と混同しやすい【ADHD】というのがあります。
ADHDは脳障害、脳の一部分の萎縮や複数の遺伝子異常が原因と言われている先天的な障害です。
ADHDの症状としては、思ったことをすぐに口にする、じっと座ってられない、注意散漫、気が散る、などです。
愛着障害やADHDは、本人も周りも障害だと気づくことは稀で、
大人になってからも、自分の言動に悩み、理解されず傷ついている事があります。
この2つの障害は、どちらも本人には全く責任はありません。
特に愛着障害は、100%親や周りの大人の責任と言われています。
周囲も気づきにくい障害ですから、大人になればなるほど、気づくこともできなってしまいます。
だって、大人になれば、「それ違うよ、こうだよ」と言ってくれる人も少なくなりますし、
他人にそこまで注意するような人も激減します。
「あの人ってあんな人なんだ。関わらないでおこう」という場合が大半になります。
でも、もし自分が愛着障害を持ってると気づくことができれば、
どれだけ気持ちが軽くなり、自分を許し、自分や他人を受け入れることができるでしょう・・。
病気だとわかるだけで、今の生き辛さや、繰り返してしまっているパターン、不公平なループからの脱却も早くなるかもしれません。
これらのメンタルブロックは、やはり気づいていない場合が多いのです。
そしてわからないまま、一人で孤独や罪悪感を抱え、悩んでいる人がいるのです。
本当の自分に気づくことができる
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| ■親子のブロック | 07:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑